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 気象庁によると、16日午前1時25分ごろ、熊本県熊本地方を震源とする強い地震があり、熊本市などで震度6強を観測したほか、九州~東北地方の一部の広い範囲で震度6弱~1を観測した。震源の深さは約12キロで、地震の規模を示すマグニチュード(M)は7・3と推定される。1995年の阪神大震災級の規模になる。14日以降、今回の震源付近で地震が続いていたが、同庁は規模の大きさなどから、今回の地震を「本震」とする見解を示した。

 気象庁によると、14日以降、今回の地震の震源とみられる布田川・日奈久断層帯周辺では地震活動が活発化している。16日午前3時までに、震度1以上の地震が165回発生し、特に断層帯の北東方向で活動が高まっているという。

 気象庁で会見した青木元・地震津波監視課長は、今回の地震を本震と判断した理由について、地震の発生場所が14日以降に発生した地震と同じ断層帯であり、地震の規模が想定される最大規模に近いことなどを挙げた。青木課長は「今後1週間程度は、最大で震度6弱の余震が起きることもあるので、十分に注意して欲しい」と呼びかけている。(鈴木逸弘)

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