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 「日本最北の古代城柵」として、国史跡に指定されている秋田城跡の出土品を展示する秋田城跡歴史資料館が16日、秋田市寺内焼山にオープンした。

 秋田城跡は、奈良時代から平安時代の律令国家の大規模な地方官庁遺跡。長年の発掘調査で、文字の記された木簡や、708年に発行され長く日本最古の貨幣とされてきた和同開珎(わどうかいちん)の銀銭などが見つかっている。こうした約360点の出土品を展示するほか、秋田城跡を復元したジオラマや、赤外線カメラで古文書を解読できる体験コーナーなどがあり、古代地方行政の姿をわかりやすく学ぶことができる。

 開館セレモニーで、穂積志市長は「豊富な出土品を工夫して展示した。郷土学習に役立てたり、市の観光資源として活用したりしたい」と話した。

 開館は午前9時~午後4時半、観覧料200円(高校生以下無料)。問い合わせは同館(018・845・1837)へ。