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 ゲームソフト大手カプコン(大阪市)が、社員の子育て支援を充実する。来春までに本社近くに保育所を開き、将来的には小学生向けに塾も併設することを検討する。辻本憲三会長は「中学受験まで会社で責任をもって面倒を見る」と構想を語った。ワーク・ライフ・バランスを向上させ、優秀な人材の採用にもつなげたい考えだ。

 カプコンは世界で約2200人の社員がゲーム開発にかかわる。そのうち約1300人が、大阪城の近くにある大阪市中央区の本社で働く。若手の開発者を積極的に採用している。

 増員に対応するため、今月、本社そばに16階建ての研究開発第2ビルを開設した。辻本会長は完成式で、保育所で小学生まで預かり勉強も指導する考えを表明。「社員が安心して働いて将来も見える環境を整えたい」と述べた。

 カプコンでは第2ビルに加え、9階建ての本社ビルや17階建ての研究開発第1ビル、8階建てのテクニカルセンターと施設を同じ地区に集中させている。周辺で暮らす社員の要望に応えて、本社近くに4階建ての自転車置き場も今月完成させており、さながら「カプコン村」ができつつある。(山村哲史)