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 原子力規制委員会は18日、運転開始から40年を超えた関西電力高浜原発1、2号機(福井県)について、新規制基準を満たすとする審査結果の最終案を20日の委員会に諮ることを決めた。意見募集を踏まえた審査書を正式決定し、再稼働の前提となる許可を出す見通しだ。

 ただ、40年を超えて運転するには、7月の期限までに、設備設計が安全対策の基本方針を満たしているかと運転延長について規制委から認可を受ける必要がある。運転延長の審査では原子炉の劣化状況などを確かめる。

 許可されれば、九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)などに続き4例目となる。40年を超えた運転を目指す原発では初めて。

 高浜1、2号機は1974年と75年に運転を開始。すでに40年を超えているが、経過措置により、運転延長認可の期限が今年7月まで猶予されている。昨年3月に新基準に基づく審査の申請を受け、規制委は今年2月、新基準に適合すると認める審査書案を公表した。その後の30日間の意見募集には、約600件が寄せられたという。