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 熊本を中心に相次ぐ地震の被災者や九州の人たちを支援しようと、作家の村上春樹さんが文芸春秋の月刊誌「CREA」と連携して、募金への協力を呼びかけている。昨年6月、熊本紀行の執筆のために現地を訪ねていたことがきっかけになったという。

 募金名は「CREA〈するめ基金〉熊本」。作家の都築響一さんとともに、「東京するめクラブ 地球のはぐれ方」の共著者、吉本由美さんを訪ねたもので、その際に知り合った人も多かった。編集部と「何かできることはないか」と相談し、募金を始めることになったという。村上さんは「するめを嚙(か)むみたいに、じっくりたゆまず支援を進めていきましょう」とコメントしている。

 村上さんは「お目にかかったみなさんが、今回の大地震でどのような被害に遭われたのか、心配でなりません」とし、「被災されたかたがたの、何か少しでもお役に立てればという気持ちでいっぱいです」と支援を呼びかけている。

 振り込み先などの詳細は「CREA」の告知ウェブページ(http://crea.bunshun.jp/articles/-/10400別ウインドウで開きます)へ。

 村上春樹さんのコメント全文は以下の通り。

 少し前に雑誌「クレア」のために熊本を旅行し、いろんなところに行って、いろんな方にお目にかかりました(その記事は単行本『ラオスにいったい何があるというんですか?』に収められています)。とても楽しい旅でした。そのときにお目にかかったみなさんが、今回の大地震でどのような被害に遭われたのか、心配でなりません。また「東京するめクラブ」のメンバーである吉本由美さんも、しばらく前から猫たちとともに熊本に住んでおられます。僕としても、被災されたかたがたの、何か少しでもお役に立てればという気持ちでいっぱいです。〈するめ基金〉といってもべつに本物のするめを送るわけではありません。するめを嚙むみたいに、じっくりたゆまず支援を進めていきましょう、ということです。もしよろしければ、熊本をはじめとする九州各地で被害に遭われた方々をサポートするこの支援活動に参加してください。(高津祐典)