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ジャパンウォーク 障がい者スポーツ体験会の競技紹介

 静寂の中、選手同士のかけ声や球際でぶつかり合う音が響き、まるで目が見えているかのようにパスがつながる。その緊張感と技術がブラインドサッカーの魅力です。

 ルールはフットサルに準じ、1チーム5人のうち、目の見える人がゴールキーパーを務めます。ボールは転がると「シャカシャカ」と音が出る特製品。キーパーの指示やボールの音を頼りに選手は互いの位置を把握します。守備側は相手ボールを奪う際、危険な衝突を避けるために「ボイ(スペイン語で「行く」という意味)」と叫びます。観客は試合中、静かに見守るのが観戦マナーです。

 日本代表は昨年9月、リオデジャネイロ・パラリンピック出場をかけてアジア選手権に臨みました。4位に終わってリオ切符は逃しましたが、会場の国立代々木競技場フットサルコートには6日間で延べ5500人の観客が訪れ、人気の高さをうかがわせました。

 代表チームは2020年東京パラリンピックに目標を切り替え、新体制で攻撃的なスタイルを磨いています。新主将の川村怜選手(27)は「2020年に強い日本を世界に示すため、しっかり土台をつくりたい」と話しています。

 目隠しをしてボールを蹴る体験は、身をもって一流選手のすごさを知るだけではなく、相手の立場を考えて声をかけることの大切さを気づかせてくれます。日本ブラインドサッカー協会は競技を通じた障がい者理解の促進や社会貢献に取り組んでいて、小中学校での体験型授業「スポ育」や企業研修を実施しています。