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 民事裁判の判決文を偽造し、さらに依頼者からの預かり金2806万円を着服したとして、有印公文書偽造・同行使と業務上横領の罪に問われた大阪弁護士会所属の弁護士、白井裕之被告(59)に対し、検察側は22日、大阪地裁での公判で「公文書の信用を悪用した犯行で着服額も多い」と述べ、懲役5年を求刑した。弁護側は被害の一部を弁償しているなどとして執行猶予付きの判決を求め、結審した。判決は6月29日。

 起訴状によると、被告は依頼放置の発覚を免れようと、2013年10月~15年3月、裁判所の判決文など計5通を偽造。別の依頼者から預かった不動産売却代金も着服したとされる。