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 「ダービーの青森」とかつて呼ばれた馬産地の再興を目指し、階上町の牧場で働く若者がいる。通信制高校を今春卒業したばかりの菊池翔(かける)さん(18)だ。

 「気持ちいいか」。片手で手綱を握り、もう一方の手でブラシを上下に動かして馬の背中をさする。馬が鼻を鳴らすと、「良かったな」と首をそっとなでる。約20頭の馬を持つ競走馬の生産牧場「ワールドファーム」の従業員として、毎朝6時半からブラッシングのほか、馬小屋の掃除やエサやりなどをしている。「体力的にはつらい時もあるけど、精神的には苦にならない」と笑って話す。

 競走馬と出会ったのは中学3年の夏ごろだった。競馬好きの父に誘われ、自宅から車で約10分のワールドファームを訪れた。テレビで見た競馬場を走る馬と違い、草をはんだり寝っ転がったりしていた。自由に動きまわる姿に目が離せなくなり、週1回、牧場を手伝うようになった。一度は八戸北高に進んだが、「馬の世話がしたい」と2年時に八戸中央高の通信制に転入。週5日、牧場でアルバイトするようになった。

 働きながら知ったのは、青森は…

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