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 慶応大とサイバーダイン社(茨城県つくば市)は18日、iPS細胞とロボットスーツHALを併用して脊髄(せきずい)損傷を治療するための共同研究を始めると発表した。今春から脊髄損傷の患者をHALで治療する臨床研究を始め、それでも十分に機能が回復しない患者にはiPS細胞を使った治療を検討していくという。

 計画では、共同研究は2段階。まず、脊髄損傷になって半年以上たった患者らに、1~3カ月間、HALを装着して歩行訓練を実施。歩行能力が改善したかなどを評価する。次に、それでも機能回復が不十分な患者に、iPS細胞を使った新しい治療法をHALでの訓練と組み合わせる。

 慶応大はiPS細胞からつくった神経幹細胞を移植して脊髄損傷を治療する研究を進めており、今回の共同研究とは別に、来年にも臨床研究を申請する予定にしている。慶応大の岡野栄之教授は「マウスやサルの実験では、神経幹細胞の移植とリハビリの併用で脊髄損傷の治療に効果があることを確認している。近い将来、人でもiPS細胞とHALの相乗効果をねらいたい」と話している。

 HALは体に取り付けて歩行能力を高める装着型のロボットで、サイバーダイン社が開発。筋ジストロフィーなど八つの難病を対象に医療機器として昨年、承認されている。

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http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(合田禄)