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 作家の石原慎太郎氏(83)が、田中角栄元首相の人生を描いた著書『天才』がベストセラーになっている。かつて政治家として、「金権体質」を批判する急先鋒(きゅうせんぽう)だった石原氏が、なぜいま田中角栄なのか。著者に尋ねた。

 石原氏が若手の時代から、派閥は違えど自民党内で交流があった。「俺、角さんって好きだった。あんなにむき出しで威張る人はいなかった。ユニークだったなあ」。人間と社会の清濁をあわせて描いた19世紀フランスの作家バルザックにもなぞらえる。

 『天才』は、田中が「俺」という一人称で人生を語る形式をとっている。幼少期の吃音(きつおん)のコンプレックス。女性たちとの出会い。大蔵相や通商産業相時代などの難局への対応。ロッキード事件をめぐる周囲の変化と葛藤――。剛腕で「人たらし」な仕事ぶりと、心の動きを表現した。

 石原氏は一橋大在学中に、「太…

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