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 昨年12月に米カリフォルニア州で起きたテロ事件の容疑者が使っていたiPhoneの「ロック解除」をめぐり、米連邦捜査局(FBI)のジェームズ・コミー長官は21日、解除方法を提供した第三者に100万ドル(約1億1千万円)以上の報酬を支払ったと示唆する発言をした。

 ロイター通信によると、コミー氏はロンドンであったイベントの質疑で報酬の額を問われ、「私が残り7年4カ月ある任期の間に得る給料より多いのは間違いない」「その価値があったと思う」と答えた。同通信によると、この期間のコミー氏の給料は約134万ドルになるという。

 FBIは端末内のデータにアクセスするため、当初は製造元のアップルにロック解除の協力を要請していたが、「外部からの協力で解除できた」として3月に取り下げた。米紙ワシントン・ポストは「プロのハッカーが協力をした」と報じている。(ニューヨーク=中井大助