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 日本に近づく中国機やロシア機への航空自衛隊戦闘機の緊急発進(スクランブル)は、2015年度は873回で、過去7番目に多かった。前年度よりは70回減った。防衛省が22日発表した。ロシア機が大幅に減る一方、中国機は国別統計がある01年度以降で最多。

 防衛省によると、対中国機は前年度比107回増の571回で、全体の7割弱を占めた。今年1月、東シナ海から日本海へ飛行するのが初めて確認されるなど、活動地域を広げている。空自は1月末、那覇基地(沖縄県)の戦闘機を倍増させ、中国機に対する態勢を強化している。一方、対ロシア機は前年度より185回減って、288回だった。