[PR]

 九州新幹線が2011年3月に全線開通した時のテレビCMが、ネットで再び反響を呼んでいる。沿線住民が全通を喜ぶ内容で、当時は東日本大震災の被災地も勇気づけると評判になった。5年後に熊本地震が発生し、ネット上では映像を見た人から、「九州頑張れ」「今こそ見て」などの声が寄せられている。

 CMでは、7色にラッピングされた九州新幹線が鹿児島中央から博多まで試運転するなか、沿線住民らが手を振るなどして喜ぶ。緑豊かな風景が流れ、長いバージョンで180秒ある。

 九州新幹線全通は11年3月12日だった。前日に東日本大震災が発生し、記念イベントは中止になり、CMは震災後、放映されなくなった。それでも、温かみのある映像が評判を呼び、JR九州によると、震災の被災者から「励みになった」などの声が寄せられたという。

 そして5年後に熊本地震が発生した。ネットでは今、CMの映像を見た人が、次々に九州への支援メッセージを送っている。

 JR九州は「頂いた声を背に、1日でも早く全線復旧し、少しでも復興に貢献したい」(広報)と話す。(柴田秀並)