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 日本臓器移植ネットワーク(移植ネット)は23日、神奈川県内の病院に入院中の6歳未満の女児が臓器移植法に基づく脳死と判定され、臓器提供の手続きに入ったと発表した。脳死と判定された6歳未満の子どもからの臓器提供は6例目。

 移植ネットによると、女児は頭部外傷で脳死とみられる状態になり、21日午前11時14分、病院が移植ネットに連絡した。2回の脳死判定が行われ、22日午後10時24分に終了した。提供は家族の総意という。

 心臓が国立循環器病研究センターで10歳未満女児に、肺は岡山大病院で10歳未満女児に、肝臓は慶応大病院で40代男性に、膵臓(すいぞう)は藤田保健衛生大病院で30代男性に、腎臓は虎の門病院分院で40代女性、北里大病院で50代男性に移植される予定。

 移植ネットによると、家族は派遣されたコーディネーターに対し、提供を決めたことについて「家族で考え抜いたあげく、まだまだこの先希望を持って未来に向かって進もうとしていたこの子にとっても、最後まで人の役に立てるなら、という思いがありました」などと話したという。