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 【松尾慈子】本作はタイトルに違(たが)わず、ガイコツを自画像とする著者が、本屋で働く日々をつづった実録漫画である。このタイトルに、20歳以上の漫画読みの方々の多くは2005年から発行された「暴れん坊本屋さん」(久世番子)を想像するだろう。これも書店員として働いた著者の実録漫画だったが、そこから11年の歳月が流れ、現在は世界的な漫画ブーム+爆買いブーム。本屋はインターナショナルになっているのである。そして、本田を悩ませる主な原因は、在庫管理でも搬入でも発注でもなく、国際色豊かなお客様の面々なのである。

 第1話で描かれるお客様は、欧米人らしいナイスガイ。娘さんが探してと頼んできたという本の画像をスマホで本田さんに見せる。いかにも!この方法は「暴れん坊」の時代にはなかったぜ。せいぜい、ネット書店のページを印刷して持参したくらいか。そして本田がみせられた画像、それはまさしく「薄い本!」(二次創作同人誌を表す俗語・この場面では、ジャンプ系少年漫画のBL同人誌であった)。しかも18禁って大きく表紙に書いてあるぜ! どうする本田!

 英語はなんとなく聞き取れるけど、しゃべるのは得意でないという本田。「当店では同人誌の取り扱いはありません」「専門店にいけば手に入るかも知れません」。これをいかにして相手に伝えるか。ガイコツなのに、汗と涙を流す本田なのだった。

 そして、私が身を小さくしなが…

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