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 被災地の品物を買って応援しようと、東京・銀座にある熊本県のアンテナショップを多くの人が訪れている。店の売り上げは大幅に増え、入店待ちの行列もできている。

 日曜日の24日。子ども3人を連れて「銀座熊本館」を訪れた川崎市中原区の会社員工藤陽介さん(42)は、辛子レンコンやマスコットキャラ「くまモン」のぬいぐるみなどを購入した。長女の花凜(かりん)さん(11)は「大好きなくまモンを買うことで、少しでも力になれたら」。埼玉県川越市の植木職人の西本健一さん(46)は「はやりに乗っているだけかもしれないけど、何もやらないよりはまし」と黒糖ドーナツを買った。

 震災の影響で品ぞろえは震災前から8割減と大幅に減った一方で、1日あたりの入館者は約2倍、売り上げは約4倍。店内の募金箱には23日までに約2400万円が集まった。熊本県東京事務所の吉村了介さん(42)は「皆様の心遣いが本当にありがたい。商品の入荷も少しずつ回復してきました」と話した。(加藤勇介)