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 大阪市天王寺区の天王寺動物園で24日、親子向けのワークショップ「とんでいきそうなたまごをつくろう」があった。親子10組が園内で飼育する鳥の羽根を使って、思い思いの「たまご」を完成させた。

 子どもたちはこの日、たまごの形をした高さ10センチの発泡スチロールに、鳥の羽根を突き刺したりのりで貼ったりして「たまご」を作った。使った羽根は、薄いピンク色が美しいフラミンゴや真っ黒なカラスなど、模様も大きさも様々な約10種類。換毛期で抜けたりなどしたものを活用した。

 講師を務めたのは大阪市西区に住む美術作家の河野愛さん(35)。記憶と手触りをテーマに作品を手がけてきたが、昨年、フランスの羽根工芸作家から羽根細工の技術を学んだ。鳥の羽根が持つ魅力を知り、子どもにも本物の命の手触りを知ってほしいと、園に協力を呼びかけて実現した。

 大阪市生野区の大宮聖奈さん(7)は、灰色で大きなダチョウと黒地に白い水玉模様のホロホロ鳥、白いコサギの羽根を使った。「チョコとバニラのキャンディーをイメージした。鳥の羽根は学校のウサギみたいにフワフワで気持ち良かった」と笑顔を見せた。(大貫聡子)