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 長野県・志賀高原の「ホテルサニー志賀」で昨年8月、中学生の貴重品が大量に盗まれた事件で、長野県警は11日、同ホテルの元従業員の高山憲一容疑者(47)=同県山ノ内町=を、窃盗と建造物侵入の疑いで再逮捕し、発表した。容疑を認めているという。

 捜査3課と中野署によると、高山容疑者は昨年8月9日午前1時45分ごろから同日午前7時半ごろまでの間、同ホテルに侵入し、ロビーに置かれていた中学生約340人の現金約122万円と財布やスマートフォンなど784点(計約1195万円相当)を盗んだ疑いがある。被害に遭ったのは東京の大手進学塾「早稲田アカデミー」の中学生で、合宿中だった。

 これまでの県警の捜査で、同町内の山林と自宅から学生の財布などが発見されたという。県警は高山容疑者が現金を抜き取って、財布などを投棄したとみている。

 高山容疑者は同ホテルで1月、スキー合宿中だった私立桐光学園高校(神奈川県)の高校生約170人分の財布に入っていた現金計101万円やスマートフォンなど計493点(約288万円相当)を盗んだとして、4月に逮捕されていた。

 高山容疑者は今年3月20日、中野市内のパチンコ店で財布などを盗んだ疑いで緊急逮捕され、県警が自宅を家宅捜索したところ、昨年8月に盗まれた中学生の財布が見つかったという。