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「ハンサムマザー」はとまらない:32

今尾朝子

 ベビーカーの持ち手に荷物をひっかけるフックを愛用している乳幼児ママは多いのですが、似たり寄ったりの既製品ではなく、子供のイニシャルを入れたオシャレなフックを活用しているママに出会いました。聞くと、ハンドメイド通販アプリを使ってオーダーしたものだとか。今、一部のママたちの間で、手作りの乳幼児グッズを購入するのが流行(はや)っています。

 ハンドメイド通販アプリでは、ベビー服や小物など手作りの作品を売りたい人が出店していて、買いたい人はスマートフォンから購入することができます。一昔前は、手作り=手芸が好きな人の趣味として、または教え合う楽しみが中心でしたが、今や売り買いを楽しむ時代のようです。

 ただし、ママたちは単に手作り商品が欲しいからという理由で、そうしたアプリを利用しているわけではありません。既製品にはない、かゆいところに手が届く商品が手ごろな価格で見つかるところが魅力だと言います。作家さんたちも同世代の子育てママの場合が多く、自らが既製品を探しても手に入らなかったものを作ってしまった、というような人が多いよう。

 抱っこひもを使わない時の収納アイデアグッズ、インテリアにこだわる自宅の壁にも貼りたくなる“あいうえお表”、どこで買えばいいか悩んでいたお手頃な“七五三用の髪飾り”……。こうした商品を購入したママたちが口をそろえて言うのは、好みのテイストがスマホで簡単に見つかる利点です。商品によっては色や素材を選べたり、サイズを細かく指定できたり、子供の名前を入れられたりと、気軽にセミオーダーができる点も魅力だとか。

 子どもに手作りのアイテムを作ってあげたいと気持ちでは思っても、苦手意識があるママだって当然います。働いているときょうだいの分まで手が回らない、というママも。そんなママの気持ちまで軽くしてくれるのが、ハンドメイド通販アプリの世界のようです。(VERY編集長)