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 東芝は26日、2016年3月期の業績予想を修正した。原発子会社ウェスチングハウス(WH)を含めた原子力事業で、資産価値の評価を落とす「減損」を約2600億円実施する。将来の収益性を見込んだ見えない企業価値の「のれん代」で、06年に買収したWH関連が大きい。

 減損により、営業損失の赤字幅は、2月時点の4300億円から6900億円に悪化する。ただ、医療子会社「東芝メディカルシステムズ」の売却益3800億円を計上するため、純損益の赤字幅は2月時点の7100億円から4700億円に縮小する。

 一方、16年3月期の単独決算では、子会社株式の評価損約3200億円などの影響で、800億円程度の資本欠損となる見通しだ。東芝は、減資を含めて検討中としている。