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 米大統領選の候補者指名争いで、共和、民主の両党は26日、ともに米東部の5州で予備選を行った。

 予備選は両党ともに、ペンシルベニア、メリーランド、コネティカット、デラウェア、ロードアイランド各州で行われた。

 クリントン氏は26日夜、7月の民主党全国大会の舞台となるペンシルベニア州フィラデルフィアで集会を開き、「(共和党との)選挙で勝利するため、我が党をまとめていく」と指名獲得に自信を示した。

 クリントン氏は、予備選・党員集会の結果で選ばれる一般代議員とは別に、党全国大会で投票権が与えられる民主党連邦議会議員ら特別代議員の数でサンダース氏を圧倒。推定の獲得代議員総数は前回まででクリントン氏が1954人、サンダース氏が1241人だった。クリントン氏は今回の勝利で200人超の代議員を上積みする見通しで、推定の代議員総数は指名獲得に必要な過半数の2383人に迫る勢い。残りの代議員数を考慮すれば、指名獲得が濃厚な情勢だ。

 19日のニューヨーク州予備選の前まで7連勝していたサンダース氏は、やや勢いに陰りがみられ、一般代議員獲得数でもクリントン氏にリードを許しており、指名獲得は困難な情勢で、民主党内で撤退圧力も強まっている。ただ、今回はロードアイランド州で勝利したほか、コネティカット州でも善戦。サンダース氏は26日夜に声明で「最後の投票が終わるまで選挙戦を続ける」と宣言した。最終決着は6月以降に持ち越しとなる可能性もある。