[PR]

 岸田文雄外相は28日午前の会見で、日本最南端の沖ノ鳥島(東京都)をめぐり、台湾の馬英九(マーインチウ)総統が「島ではなく岩礁」と主張したことについて、「台湾独自の主張で受け入れることはできない」と述べ、日本の対台窓口機関である交流協会を通じて抗議したことを明らかにした。

 抗議は27日に行い、岸田氏は「沖ノ鳥島は国連海洋法条約上、島としての地位が確立しており、周辺には排他的経済水域(EEZ)が存在する」と強調した。

 沖ノ鳥島を巡っては、25日にこの海域で操業していた台湾漁船の船長が海上保安庁に無許可操業の疑いで逮捕され、漁民らが反発。馬氏が27日に安全保障担当の高官会議を開き、公文書では「沖ノ鳥島」ではなく「沖ノ鳥礁」と表記するように指示している。