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 ヒロシマを描いた「夕凪の街 桜の国」、戦時下の広島・呉の日常をつづった「この世界の片隅に」のこうの史代さん。父のシベリア抑留をマンガ化した「凍りの掌」、名古屋大空襲に遭った母の体験をベースにした「あとかたの街」のおざわゆきさん。お二方のトークがあるというので、取材してきました。明治大学米沢嘉博記念図書館で6月5日まで開催中の「マンガと戦争展 6つの視点と3人の原画から+α」に合わせ、4月16日に明治大学駿河台キャンパスで行われました。聞き手はマンガ研究者で同館スタッフのヤマダトモコさん。

 こうのさんもおざわさんも、綿密な取材のもと凄絶(せいぜつ)な体験をリアリズムで描き出しながら、絵柄も語り口もやさしくやわらかく、日常のフトした瞬間にユーモアを薫らせる作風で、戦後70年の21世紀を生きる私たちの心に染み入る戦争マンガの名作を生み出してくれました。そんなお二方のトークの表題が「『はだしのゲン』をたのしむ」。それではたっぷり、お楽しみ下さい。

 おざわ「戦争マンガでパッと思い浮かぶのは手塚治虫先生の『紙の砦』。たぶん中学の頃に読んで強く印象に残った。オペラ歌手を目指すきれいな女の子を好きになるんだけど、その子は顔に大ケガをしてしまって、という悲しい話ですよね」

 こうの「主人公がこっそり描い…

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