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 九十九里町の片貝中央海岸で29日、「本州一早い」海開き式が行われた。安全を祈願した後、心肺蘇生のデモンストレーションで海水浴シーズンに備えた。郷土芸能や和太鼓、マーチングバンドも行われ、多くの観光客が訪れた。海水浴場は7月にオープンする。

 主催した町観光協会の林武徳会長(72)は「震災以降減った観光客の引き戻しもやっと軌道に乗ってきた」と話した。課題は各団体がバラバラに取り組んでいる観光振興を一緒にしていくことという。

 町産業振興課の古関保さん(45)によると、同町では昨夏、銚子海上保安部が海の監視活動を強化。今年も続けるよう要望しているという。震災、津波で広がった「海は天災」とのイメージを消し去りたいという。

 茨城県龍ケ崎市から旅行に来ていた木下逸子さん(55)は「海水浴できるようになればまた来たい」。44歳の父親と一緒に来ていた8歳の女の子は「海が好きで、毎年楽しみに来ている」と話した。