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 米大統領選の共和党候補者指名争いで、オハイオ州のケーシック知事(63)が4日、選挙戦から撤退すると表明した。これで共和党で選挙戦に残っているのは実業家のトランプ氏(69)だけとなり、7月の同党全国大会を待たずに、トランプ氏の指名獲得が確定した。

 ケーシック氏は4日に同州で記者会見し、「本日、選挙活動を終えることにした」と表明した。

 3日に実施された共和党のインディアナ州予備選で、トランプ氏が大勝し、2位だったクルーズ上院議員(45)が同日に撤退を表明。これにより、トランプ氏の代議員総数の過半数確保を阻み、党全国大会で決選投票に持ち込まれる可能性がほとんどなくなったため、ケーシック氏も撤退を判断したとみられる。

 トランプ氏は他候補がすべて撤退したため、党の指名獲得に必要な代議員総数の過半数を確保するのは確実。ただ、党内ではトランプ氏への根強い反発も残っており、11月の本選挙に向け、党をどう結束させるかが大きな課題となりそうだ。(ワシントン=佐藤武嗣

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