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 山口県下松(くだまつ)市の山陽自動車道であった車7台が絡む多重衝突事故で、県警は5日、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)の疑いで逮捕したトラック運転手行広(ゆきひろ)恵子容疑者(54)=広島市安佐南区大町西3丁目=が勤めていた広島市西区の運送会社を同容疑で家宅捜索した。

 行広容疑者は調べに対し、「ボーッとして運転していた」「間違いありません。何も弁解することはありません」と話しているという。

 県警によると、行広(ゆきひろ)容疑者は3日午後9時40分ごろ、下松市山田の山陽自動車道下り線で中型トラックを運転中、渋滞のために停車していた乗用車に追突し、玉突き事故を起こした疑いがある。この事故で、トラックに追突された車に乗っていた山口市阿知須(あじす)、中井麻美さん(37)と中学2年の息子秀悟さん(13)、小学4年の娘麻穏(まおん)さん(9)の3人が死亡、夫の会社員幹裕(みきひろ)さん(36)と息子(3)が重傷を負ったほか、4人が重軽傷を負った。

 中井さん一家は広島県内の麻美さんの実家に帰省し、帰宅する途中だったとみられる。