【動画】墜落したグライダーを調べる捜査員ら=井手尾雅彦撮影
[PR]

 5日午後2時15分ごろ、福島県三春町富沢の山林で「飛行機が落ちていった」と近くで農作業をしていた男性から110番通報があった。県警によると、墜落したのは1人乗りのグライダーで、操縦していた仙台市泉区南中山1丁目、会社員高森晴樹さん(43)の死亡が確認された。国の運輸安全委員会は航空事故調査官2人を6日、現地に派遣した。

 仙台空港事務所や国土交通省によると、グライダーは5日正午ごろ、角田滑空場(宮城県角田市)を離陸。午後6時に戻る予定だった。動力の無いグライダーでも上昇気流にうまく乗れば、5、6時間飛べるという。

 現場は小高い山々が折り重なる雑木林で、農家が点在している。福島県警によると、墜落した機体は胴体のみが発見され、尾翼と両翼は見つかっていない。救助作業をした田村消防署員によると、グライダーの胴体は雑木林の斜面に横たわっていた。操縦席の風防は割れていたという。

 墜落現場のある福島県中通り地方では当時、強風注意報が発令されていた。