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 地震で被災した人たちに約160張りのテントが提供されている熊本県益城町の総合運動公園に、熱中症対策で、風通しの良いタープが設置された。

 タープは、登山家の野口健さん(42)が募金や岡山県総社市などの協力を得て、避難者がテントの外で食事や休憩がとれるよう、用意した。野口さんは「キャンプ場のような楽しい雰囲気をつくることで、気持ちも前向きになる」という。

 同町の市村修一さん(32)は「暑さや雨から逃れられ快適。子供の遊び場も出来た」と喜ぶ。仮設住宅に入居するめどが立つまでは、テントで過ごすことを望んでいる。避難生活を送る家族同士が集まり協力し合い、安心な面もある。「子供がいるため暑さ対策で、車のエアコンをかけて出かけたりしていたが、タープがあるとガソリンの節約にもなり助かる」と話した。(小宮路勝)