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キャロライン・ケネディ駐日米国大使

 ここで話す最初の駐日米大使となり、ゴールデンウィークをレインボーウィークにするために皆さんと参加できたことを大変誇りに思う。揺るぐことなく正義のために闘う人々の勇気によって、誰を愛するかといった理由で差別される人が1人でもいる限り本当に自由な人は誰ひとりいないのだ、と改めて気づかされる。私たちは今日、LGBTの権利は人権なのだと再確認する。

 米国で、日本で、世界中で、あまりに多くのLGBTの生徒がいじめにあい、LGBTの大人が差別に直面し、痛ましい数の10代のLGBTの子どもたちが自殺している。今日、私たちは偏狭さや冷酷さと闘い、苦しんでいる人々に手を差し伸べることを約束する。

 ありのままに愛してくれる人々がいることを知ってほしい。入院しているパートナーに面会するお年寄りが差別を受けるようなことも、あってはならない。そして、誰もが愛する人と結婚できるべきだ。人々がそれぞれの違いを理解し、敬いをもって全ての人に接し、互いの多様性をたたえる時、平和な世界をつくりあげることができる。(東京・代々木公園で開かれた「東京レインボープライド2016」のあいさつで)