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 熊本市中央区の避難所で今月6日に避難者らが嘔吐(おうと)や下痢の症状を相次いで訴えていた問題で、市保健所は9日、避難所で配られたおかかおにぎりによる集団食中毒と断定したと発表した。有症者の便や残ったおにぎりから、食中毒を引き起こす黄色ブドウ球菌が検出されたという。

 保健所によると、おにぎりは、区内の居酒屋の男性従業員が6日朝、店内で握り、ボランティアで避難所に持ってきた。発泡スチロールの容器内で温かいまま保存していたため、何らかの原因で混入した黄色ブドウ球菌が増殖したと保健所はみている。

 避難者ら43人が食べ、うち6~84歳の男女計34人が症状を訴え、21人が一時入院した。全員快方に向かっているという。