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 東京都の舛添要一知事は9日、TBS系のニュース番組「NEWS23」に出演し、神奈川県湯河原町の別荘に都の公用車で行き来していたことについて、「今後は原則的に公用車を使わないようにする。批判は真摯(しんし)に受けとめたい」と述べた。湯河原行きの頻度についても見直す考えを示した。

 都によると、舛添氏は昨年5月から今年4月11日までの計48回にわたり、ほぼ毎週末、都庁などの公務先と湯河原町を公用車で行き来していた。先月の記者会見などでは「公用車は『動く知事室』」「ルールに従ってやっている。全く問題ない」などと主張していた。都の決まりでは、知事の公用車は、発着点のいずれかが公務に関わる場合は距離や時間にかかわらず使用が認められている。

 舛添氏はまた、2020年東京五輪・パラリンピックの都の負担について問われ、都の事業を見直して予算の無駄を削減し、東京大会までに数千億円を確保する意向を表明。「万が一(負担が)増えても、都債を起債しないといけないとか、新たな負担が増えることがないように全力を挙げたい」と話した。

 大会にかかる経費は、物価の高騰などで大幅に増えることが予想されており、都は大会組織委員会が整備する予定だった仮設会場の一部を引き受ける方針。会場整備以外でも、組織委と都、国は役割分担の見直しを進めている。