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 神奈川県大磯町の澤田美喜記念館は、所蔵している日本刀の鍔(つば)のうち少なくとも30点余が、キリスト教が禁止された後の隠れキリシタンが所持していた「キリシタン鍔」と鑑定されたとして、10日から展示を始めた。記念館は「禁教以降の鍔が見つかるのは大変珍しく、信仰が根強く続いていたことを示すもの」と説明している。

 鍔は367点あり、NPO日本刀剣保存会(事務局・東京都品川区)の中西祐彦理事らが昨年11月から調べていた。その結果、48点を「キリシタン鍔」と鑑定。その上で様式や制作技法、素材を手がかりに制作時期を絞り込み、キリシタン大名が活躍した戦国時代のものは十数点、残り30点余は豊臣政権による禁教(1596年)以降のものと分類した。

 中西理事は「禁教後の作は、十字が巧妙に隠されているのが特徴で、隠れキリシタンの信仰を示すものと判断した」と語った。

 禁教以降、隠れキリシタンは、仏像の背中など様々な物に十字を記し、信仰を維持したとされる。鍔は武士にとって最も大切な刀の重要な装飾品で、そこに信仰の証しを隠したものとみられている。

 鍔が作られたのは京都など関西…

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