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 環境省は11日、国の特定外来生物ツマアカスズメバチを宮崎県日南市で見つけたと発表した。在来のハチと競合するおそれがあり、養蜂業や生態系への影響が懸念されている。国内では長崎県対馬市で繁殖しているが、本土で確認されるのは昨年9月に見つかった北九州市に続き2例目。

 今春から韓国と往来のある九州の七つの港などに捕獲わなを置くなどして侵入を監視していたところ、10日に回収した日南市の油津港のわなから女王バチが1匹見つかったという。今後、わなを10個から100個に増やすなどして監視を強化する。中国などが原産で、侵入した朝鮮半島から船で運ばれた可能性があるとみている。(小坪遊