[PR]

 フグを「ふく」と呼び、「ふくは福に通ず」という山口県下関市。豊臣秀吉の時代、朝鮮出兵に向かう兵らが中毒で次々と倒れて食用禁止令が出されたものの、山口県の生んだ初代首相伊藤博文が下関でフグ料理を賞味したのがきっかけで解禁されたと伝わる。

 以来、フグの調理技術を持った人材が集まり、東京や大阪などの大消費地と太いパイプを築き、高級トラフグの一大集積地となった。全国で唯一フグを専門に取り扱う南風泊(はえどまり)市場を運営する下関唐戸魚市場の原田光朗社長(61)は「先人たちが培ってきたものの結果です」と胸を張る。

 とはいえ、近年はフグ消費の減少などの荒波を受ける。下関市によると、南風泊市場の取扱量は2002年の4千トン超を境に減少が続き、最近は2千トン前後で推移している。そんな逆風下、新たに飛び込んできたのが、同じ山口県内で瀬戸内海に面する周南市と日本海沿岸の萩市だ。

 周南市の粭島(すくもじま)は…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら