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 紀伊大島を舞台にした映画「海難1890」の全国ロードショーによって町のイメージアップが図れたとして、串本町は田中光敏監督(57)を島内にあるトルコ記念館の名誉館長に委嘱し、14日に記念館前で記念の植樹式を催した。

 田中監督は北海道浦河町出身。植樹式に参加し、大阪芸術大学の同級生だった田嶋勝正・串本町長とともに高さ約1・5メートルのオリーブの苗木の根元にスコップで土をかぶせた。トルコではオリーブオイルが料理によく使われるなど、なじみの深い木だという。

 田中監督は、島の住民や映画にエキストラで参加した人ら約20人を前に、「この映画は宝物であり、代表作になった。出来て終わりじゃなく、世界中の人で見たことのない人がいないというぐらいまで、伝えていきたい」と語った。(東孝司)