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 佐賀県は14日、杵藤(きとう)保健福祉事務所管内の医療機関で結核の集団感染が確認された、と発表した。入院患者と医療職員など計10人が感染。うち80代女性1人が死亡した。

 県によると、死亡した女性は入院中、発熱や呼吸状態の悪化などを訴え、1月26日に結核と診断され、2月に死亡した。

 同事務所は女性の家族や医療スタッフら89人を調査。3月には調査対象外だった入院中の別の80代女性が結核と診断されたことから、対象に入院中の患者ら130人も加えた。

 その結果、2人のほかに、4月から5月にかけて計8人が感染し、うち3人が発症していることがわかった。発症した患者らの結核菌の遺伝子調査で遺伝子型が一致したことから、感染に関連性があると判断した。県は「発症者については適切な治療を受けており、医療機関でも早期発見に努めるなど適切な措置を講じている」としている。

 杵藤保健福祉事務所は同県武雄市、鹿島市、嬉野市、大町町、江北町、白石町、太良町の3市4町を担当している。(秦忠弘)