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 理工系の国立大、東京工業大学が、中島岳志、池上彰、磯﨑憲一郎の各氏ら著名な人文社会系学者、文化人を、次々と教授陣に招き入れている。全国的に文系学科を巡る状況は厳しくなっているが、東工大はリベラルアーツの充実で志のある学生の育成にあたるという。鶴見俊輔、江藤淳ら、ビッグプロフェッサーを擁した伝統が改革を後押ししている。

 4月の東工大大岡山キャンパス。今年の新入生1135人が約30人ずつ40クラスに分かれ、「東工大立志プロジェクト」と銘打った授業に臨んでいた。

 「楽しみにしていました。去年からずっと準備していたんです」。そうあいさつした中野民夫教授(コミュニケーション論)は、日本にワークショップの概念を広めた元同志社大教授。

 「人間性、社会性を広く養って志を育ててもらおうと思います。リベラルアーツは大学1年から博士課程まで続きます」

 この日は4、5人ずつ7グループに小分けした後、自己紹介、大学の印象、夢などを語り、前週に新入生全員で聴いた池上彰教授(現代社会論)の講義を各自がまとめたリポートを輪読。さらに、池上氏の話をどう思ったかを語り合い、90分の授業を終えた。

 改革の司令塔は4月に発足した…

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