【動画】清原和博被告の初公判が東京地裁で開かれた=恵原弘太郎、小玉重隆撮影
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 覚醒剤取締法違反の罪に問われた元プロ野球選手・清原和博被告(48)の初公判が17日、東京地裁で開かれた。清原被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察側は懲役2年6カ月を求刑し、弁護側は保護観察・執行猶予付きの判決を求めて結審した。判決は31日に言い渡される。

 清原被告は、昨年9月に群馬県太田市内のホテルで覚醒剤約1・2グラムを8万円で譲り受けたほか、今年2月には東京都港区のホテルで覚醒剤を使用し、同区の自宅で覚醒剤約0・2グラムを所持したとして起訴された。

 検察側は冒頭陳述で、遅くともプロ野球選手を引退した2008年ごろから、清原被告が覚醒剤を繰り返し使用するようになったと指摘。被告人質問で、清原被告は覚醒剤を使い始めたきっかけについて「現役時代はストレスや不安を野球で解決できたが、引退後は解決方法をなくし、薬物に負けた」と述べた。

 清原被告と長年親交のある元プロ野球選手で野球解説者の佐々木主浩さん(48)が、弁護側の情状証人として出廷。「2回目(再犯)はないと信じています」などと語った。

 検察側は論告で「覚醒剤の使用が生活の一部になっていた。再犯の可能性は高い」と述べた。

 弁護側は最終弁論で、「これまでまじめな努力をし、野球ファンに夢を与えてきた。今回、弱さを直視する機会を得て内省を深めている。再犯の恐れはない」と訴えた。

 この日の公判には20席の一般傍聴席が設けられ、開廷前に近くの日比谷公園で抽選が行われた。地裁によると、3769人が傍聴を希望し、倍率は188倍となった。(塩入彩)