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 大阪市は16日、市内の推計人口が39年ぶりに270万人を超えたと発表した。居住者が郊外から都心部に移る「都心回帰」が進んでいるとみられる。

 市が2015年国勢調査の速報値をもとに推計したところ、市内の人口は今月1日現在で270万1852人となった。市の人口は戦後、1965年の315万6222人をピークに減り続け、94年には259万270人に。2000年からは微増に転じていた。市の担当者は「中心部の空き地に高層マンションが相次いで建設されるなど、都心回帰の傾向が影響しているのでは」とみる。

 一方、市が今年3月に発表した人口ビジョンによると、少子高齢化などによって今後は再び減り始め、40年には232万人にまで減少する見通し。(花房吾早子)