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 千葉県船橋市の船橋整形外科病院で、1月に腰部に関する手術を受けた50代の女性患者が誤って大腸を傷つけられ、3日後に死亡していたことが分かった。病院は手術中のミスを認め、3月に院内に事故調査委員会を設置し、原因などを調べている。

 同病院によると、女性は腰の神経が背骨などによって圧迫されることで、足がしびれたり、長い距離が歩けなくなったりする「腰部脊柱(せきちゅう)管狭窄(きょうさく)症」だった。1月14日に同病院の医師が手術したが、その際に大腸の一部を傷つけたと同病院はみている。女性は別の病院に搬送されたが、同17日に敗血症で死亡したという。

 手術で使われたのは「XLIF」(エックスリフ)と呼ばれる方法。脇腹に小さな穴を開けて医療器具を入れ、X線で体内を映しながら手術を進めることで、従来の方法よりも体への負担が少ないとされる。船橋整形外科病院は昨年10月に導入し、同12月までに12件の実績があったという。

 ホームページによると、同病院は1989年12月に設立し、現在の病床数は70床。船橋、市川両市内に系列の病院が複数ある。