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車いすラグビー

 大きな衝撃音とともに、車輪が跳ね上がる。車いす競技のなかで唯一、認められているタックルは、選手を車いすごとはじき飛ばすほどの威力があり、競技の最大の魅力だ。車いすラグビーが「マーダーボール(殺人球技)」と呼ばれるゆえんでもある。

 「タックルは敵の進路をふさいだりパスミスを誘ったりするだけでなく、相手を精神的に追い詰める」というのは、日本代表の池透暢(ゆきのぶ)主将(35)。エースの池崎大輔選手(38)にとっては、初めて聞いた「ガツン!」という金属音が「競技を始めるゴング」だった。

 ロンドン大会は4位。今回がパラ初出場の池選手は「メダルを取って、自分を支えてくれている人たちを幸せにしたい」と言う。(斉藤寛子)

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