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 総務省が17日発表した2015年の家計調査報告で、2人以上の世帯の平均貯蓄が1805万円で過去最高になったことがわかった。前年比0・4%増で、増加は3年連続だ。ただ、3分の2の世帯は平均を下回る貯蓄しかなく、一部の富裕層の貯蓄増が全体を押し上げている。

 貯蓄は預貯金、生命保険、有価証券などの合計で、現金の「タンス預金」は含まない。株高で有価証券が前年比13万円増の264万円になった一方、預貯金は10万円減の1128万円に。金利低下の影響で定期預金が同24万円減り、使い勝手のいい普通預金などは同14万円増えた。

 世帯主の世代が上がるほど貯蓄は増える傾向で、40歳未満の平均貯蓄が608万円だったのに対し、60~69歳は2402万円、70歳以上は2389万円だった。一方、負債は住宅ローンなどを抱える人が多い40~49歳が1068万円で最も多く、全体の平均は前年比2%減の499万円だった。(上栗崇)

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