桜庭泰彦
長野県厚生連佐久総合病院(佐久市臼田)で21日、病院祭が開かれた。住民の健康を願い、病院を地域に開放しようと始まり、ちょうど70回目。時代とともに病気や健康に対する意識やニーズが変わり、祭りのテーマも趣向を凝らす。今回は、将来の医療を担う若者を対象とした体験型コーナーをメインに22日まで。
最初の病院祭は1947年。当時、病状が重くなってから病院を訪れる人が少なくなく、手遅れになる前に病院に来てもらうにはどうしたらいいかと、46年に院長に就いた若月俊一医師が提案した。伊沢敏統括院長は「若月先生が病院を診察だけでなく健康教育の場にし、もっと身近に感じてもらおうと始めたのが『祭り』だった」。
いまでは各地の病院で開かれるようになった祭りだが、伊沢院長は「当時としては画期的なことで、ここが発祥の地」という。
当初は、「牛は外で飼いましょ…
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