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 親から虐待を受け、深い心の傷を負った10代後半の女子が療養できる施設を、東京都内の社会福祉法人が作った。就職や就学に向けた支援もする。自立まで時間がかかるこうした子どもたちの受け皿は全国的にも珍しいという。

年単位の利用を想定、自立も支援

 「カリヨンあしたの家」。社会福祉法人カリヨン子どもセンター(東京都文京区)が3月から運営を始めた。

 23区内の一軒家を借りて、うつ病や心的外傷後ストレス障害(PTSD)を患うなど、精神の不調を抱える10代後半の女子の生活を支える。

 個室があり、食事が出る。年単位の利用を想定。全国自立援助ホーム協議会(東京都清瀬市)によると、虐待などにより心の傷を負った子どもが長期的に療養するための施設は、全国的に珍しいという。

 定員5人で対象は20歳未満。都からは児童福祉法に基づくファミリーホーム(小規模住居型児童養育事業)に指定された。18歳までは生活費は国や都から補助される。

 職員は社会福祉士など4人で、夜は1人が常駐する。医療が必要な場合は通院する。体調を整えることが最優先で、自立援助ホームのように働くことを前提とはしない。子どもに応じた日々のスケジュールを決める。

 地元の社会福祉協議会を通じ、清掃や高齢者施設でのボランティアを検討。NPOが運営する地域若者サポートステーションで、仕事探しや面接訓練、パソコン、料理など自立や就労のための力を身につけることも想定している。3月末に来た利用者(18)は、医師から療養するよう指示があった。外出し、活動できるようになることを当面の目標にしているという。

■同じ悩み経験したボランテ…

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