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 子育て世代で「今より子どもは増やさない」という人が半数近くに上ることがわかった。内閣府による日英仏とスウェーデンの子育て世代を対象にした意識調査で、日本は4カ国のうち最も多い。日本は子育てしにくい環境にあるという現状が浮き彫りになった。

 調査は昨年10~12月に実施。4カ国の20~49歳の男女計約3千人を対象に面接で行い、結果は政府が24日に閣議決定した2016年版の少子化社会対策白書に盛り込まれた。

 すでに子どもがいて、希望する子どもの数より少ないと感じている人は502人。この人に「希望する人数まで子どもを増やしたいか」と聞くと、「増やさない」と答えた日本人は44・6%。英国の7・4%、スウェーデンの14・3%、フランスの22・1%より大幅に多い。一方、「増やしたい」とする日本人は46・5%で、他の3カ国はいずれも6割を超えた。

 調査対象全員に育児に関する夫婦の役割分担についても聞いた。「妻も夫も同じように行う」と考える人は日本が最低の33・2%で、スウェーデンが93・9%、英国が64・6%、フランスが50・6%だった。(伊藤舞虹)