[PR]

 大手スーパーなどに婦人服を販売する会社「crois(クロイス)」(東京都渋谷区)が約1億1千万円の所得を隠し、約2900万円を脱税したとして、東京国税局が同社と栗山寿哉社長(54)を法人税法違反の疑いで東京地検に告発したことがわかった。栗山社長は取材に「すでに修正申告し、一部を納税した」と話した。

 関係者によると、同社は2013年11月期までの2年間、うその請求書を知り合いの業者らに作らせ、仕入れ代金を水増しし、所得を少なく見せかけた疑いがある。脱税で浮かせた金は、会社の運転資金などに充てられたとみられる。

 登記簿などによると、croisは11年12月に設立。韓国などから婦人服を仕入れ、自社ブランドとして大手スーパーなど業者向けに卸しているという。