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 JR四国の次期社長となる半井(はんい)真司専務・鉄道事業本部長(60)が24日、高松市の本社で記者会見し、「我が社は四国の公共輸送機関で、四国に根ざした企業グループ。『四国家』の一員として、担うべき役割と使命を将来にわたって果たせるようにすることが目標であり、責務だと考えている」と語った。

 半井氏はJR四国の課題について「当面は観光列車などの取り組みを通じた収入拡大、中長期的には超低金利、人口減の中で安定的な収入を確保する枠組みづくり、長期的には新幹線の誘致」を挙げた。

 半井氏は徳島県生まれ。1987年のJR四国発足後、5人目の社長で初めての四国出身者となる。神戸大工学部卒で78年に国鉄に入り、JR四国ではサンポート高松周辺の開発事業に携わるなど主に企画部門を歩んだ。2010年からは鉄道事業本部長として観光列車「伊予灘ものがたり」(14年運行開始)、「四国まんなか千年ものがたり」(17年運行開始予定)の導入を指揮した。

 代表権のない会長になる泉雅文社長(64)は「業務執行は社長以下に任せ、これからは執行とは別の観点で会社を見ていきたい」と語った。(藤井達哉)