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 英国推理作家協会は24日までに、同国で出版された優れた推理小説に贈られるダガー賞の翻訳部門の今年の受賞候補8作の一つに、横山秀夫さんの小説「64(ロクヨン)」を選んだと発表した。日本人が受賞すれば翻訳部門が独立して設けられた2006年以降で初。日本人作家の作品が候補作になるのも初めてとみられる。

 同協会によると、7月下順に最終候補が発表され、受賞作は10月11日にロンドンで発表されるという。

 「64」は年号が平成に変わるまでの7日間しかなかった昭和64年(1989年)に起きた未解決の少女誘拐殺人事件と、その時効間際に起きた事件を追う警官らを描いた人気作品で、NHKドラマや映画化もされた。今年3月に英国で英訳版が出版されると、各種の書評で高い評価を得ていた。(ロンドン=渡辺志帆)

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