【動画】封じ手は▲2四歩 将棋名人戦第4局2日目
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 羽生善治名人(45)に佐藤天彦八段(28)が挑戦している第74期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛)の第4局は26日朝、広島県福山市の福寿会館で再開され、2日目に入った。夜までに終局の見込み。

 両対局者が1日目の指し手を並べ直し、午前9時過ぎ、立会人の井上慶太九段が封じ手を開封した。佐藤挑戦者が前日夕に封じていた55手目は▲2四歩。飛車先の歩を前進させ、後手陣に迫った。羽生名人は素直に△2二歩と受けた。

 じわじわと駒を前へ進める挑戦者に対し、名人は一度前へ出した銀を自陣へ戻すなど、陣形を崩さないよう辛抱の指し手を重ねている。にらみ合いが続く中、昼食休憩に入った。解説の久保利明九段は「主導権を握っているのは挑戦者。名人にとっては我慢の局面が続いている」と話した。(深松真司)