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 2017年のG7サミットにはトランプ、ルペン、ジョンソンが顔をそろえる? 伊勢志摩サミットに出席中の要人側近が26日、ツイッターで先進各国でのポピュリズムの伸長に警鐘を鳴らした。中間層が細って格差が拡大し、ポピュリズムの増長につながっているとの懸念は、この日のサミットの議論でも共有された。

 ツイートしたのは、ユンケル欧州委員長の側近だ。名を挙げたのは、過激な発言で支持を伸ばし、米大統領選で共和党の指名獲得を確実にしている実業家ドナルド・トランプ氏、欧州統合に懐疑的なフランスの右翼政党・国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン党首。さらに英国の欧州連合(EU)離脱を唱え、EUによる統合を独裁者ヒトラーになぞらえたボリス・ジョンソン前ロンドン市長だ。「(次回のG7に彼らが並ぶのは)恐ろしいシナリオだ。だからこそポピュリズムと戦うことには価値がある」と危機感を示した。

 世耕弘成官房副長官によると、サミットでの議論では「中間層が将来へ期待をもてず、格差が政治的ポピュリズムにつながっている」「教育への投資など、中間層が不安を解消し、経済的利益を得られるような財政出動や投資が必要だ」などの発言が、各首脳から出たという。

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